当事務所の概要についてご案内いたします。
屋号 | 金融翻訳専門 きもとオルタナティブ翻訳 |
---|---|
代表 | 木本 恵 |
所在地 | 〒223-0053 神奈川県横浜市港北区 |
主なサービス | 英日、日英翻訳 |
※住宅地にある自宅で作業しているため、インターネット上で住所を公開していませんが、取引が発生したお客様とハガキでご案内を差し上げたお客様には住所をお伝えしております。
電話番号も住所と同様、限定的にお知らせしております。
2008年 | 個人事業の開業届を神奈川税務署に提出 |
---|---|
2019年6月 | 屋号を「木本金融翻訳」から「きもとオルタナティブ翻訳」に変更。 公式ホームページをリニューアル。 |
1994年6月 米国スタンフォード大学経済学部卒(Honors)
1997年3月 一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了
20年以上にわたり、旧三菱信託銀行、あおぞら銀行やシティ・バンクなどの銀行、ミリマン、デロイト、旧タワーズ・ワトソンなどのコンサルティング会社、モルガン・グレンフェルやソロモン・ブラザーズなどの証券会社、その他で英日・日英の社内翻訳に従事。
東洋経済新報社の「会社四季報」や「Tokyo Business Today」の英訳も経験いたしました。
現在はサイマル・インターナショナルから翻訳を請け負うかたわら、法人様より直接お仕事をいただいております。
また国内外の生命保険、再保険会社からのご依頼にも対応しております。
認定オルタナティブ投資アナリスト(CAIA)
CAIA協会の「プライベート・エクィティ」、「プライベート・デット」「不動産」、「暗号資産」のマイクロクレデンシャル(履修証明)を取得
スタンフォード大学の「深層学習(Deep Learning Specialization)」及び「機械学習(Machine Learning )」のコーセラのコース修了
米国証券外務員試験合格
日本証券業協会一般外務員資格
東京商工会議所 国際会計検定(BATIC)アカウンタント・レベル
通訳検定2級
英語検定1級
TOEIC910
日本商工会議所 簿記検定3級
認定オルタナティブ投資アナリスト(CAIA)協会の正会員
日本翻訳者協会(JAT)正会員
・私は長年、毎日通勤し、9時から5時まで社内でまんぜんと翻訳していました。ある日、外部の業者が納品した翻訳を見て、あまりにも質が高いのに驚きました。その後、日本翻訳者協会のセミナーに行くようになり、独立して活躍するフリーランス翻訳者の意識と実力の高さを知りました。元医師の医療翻訳者、弁護士、弁理士、公認会計士の資格を持つ翻訳者、政治が専門で首相のスピーチを翻訳した人、その他さまざまな専門分野でレベルの高い仕事をしているのです。それを見て、誇れるような専門性の高い仕事を自分自身もしたいと思うようになりました。
・その一方、インターネットのおかげで、翻訳者は専門分野に特化しても自分のサービスを必要とすするお客様とつながることが可能になりました。
オルタナティブ投資を専門に選んだ理由は、常に新しい商品、手法、考え方が生まれる分野なので、知識の交流ニーズが高いからです。
また、投資の世界は社会的意義をより強く感じさせる分野になりました。リーマンショック以降、各国の法規制・監督の強化と運用側の行動規範の確立により、投資家が保護されるようになりました。不動産投資はバブル的な投機でなく長期収入を得る健全なものへ変わってきました。かつて日本で企業の資金調達といえば、売上実績のある企業にのみ銀行が担保をとって貸すぐらいだったものが、今では若者のベンチャー起業への支援が盛んです。投資の目的も、お金儲け一辺倒だったものが、自然環境や社会の改善を考えたものへと変わりつつあります。
・「より速く、より多く、より大きく」という量だけを追求する時代は終わり、みんなが同じことをしなければならない時代も終わったように感じます。お客様には、社会を質的によくするため、独創的な投資を、知識と知恵に基づいてグローバルに行なっていただきたいと思うのです。
・バイリンガルなお客様から「原文よりも分かりやすい」と言われたとき、この仕事をしていてよかったと感じます。
Chartered Alternative
Investment Analyst Accociation(略してCAIA。カイアと発音します。)は、米国に本拠のある民間団体です。この団体は、オルタナティブ投資に関する知識を広めようとしており、資格試験があって、合格すると会員になれます。会員数は、全世界で9千人を超えます。
CAIAの目的のひとつは、オルタナティブ投資を「民主化」することだそうです。
これまで一部の金持ちしか利用できなかった投資方法を、みんなに教えてあげよう、という趣旨だと私は思っています。
最近になって日本支部が発足し、東京都内で年に数回セミナーと交流会を開催しています。講演者は、金融庁、東京都庁、Preqin、運用会社、コンサルタント会社など多彩な顔ぶれです。
会員でなくともオンラインで、「Portfolio for the Future」と「Chronicles of an Allocator」というオルタナティブ投資に関する最新情報を読むことができます。これらは私募形態の動向を知るうえで、良い情報源だと思います。
個人の翻訳者が加入できるNPO法人で、700人ぐらいの会員がいます。半数は日本、半数は海外に住んでいます。
目的は、知識の交流です。他の翻訳者の翻訳の仕方のみならず、営業、ソフト・PC機器、財務・税務、健康管理など、翻訳者が気にすることをオンラインや会合によって話し合っています。
情報の共有によって翻訳者は危険を回避できます。最近は、翻訳者をターゲットにした、いろいろな手口の振り込め詐欺も出てきました。また翻訳料金を踏み倒す翻訳会社もあるようです。
この会に加入すると翻訳者と通訳者の知り合いが劇的に増えます。さらにトップレベルの仕事が回ってくるチャンスもあります。
お楽しみは都内で年に2回行われる飲み会と、日本と海外のどこかの国で毎年行われる国際会議です。
2019年の国際会議はオーストラリアで行われました。
この組織のすごいところは、翻訳者自身がボランティアで運営しているところです。私も2011年から2016年にかけてボランティアで役員を務めました。
また有志のベテラン翻訳者たちが新人翻訳者に無償で指導したり、新人翻訳者コンテストを毎年実施し、業界レベルの底上げに尽力しています。
私の個人ブログです。翻訳、コミュニケーション、ボランティア体験、英日/日英用語について語っております。
2012年から日記のように始め、閲覧数は5万件を超えました。人気が高いのは用語に関する記事のようです。
読んでくれるのは日本とアメリカに住む方が多いようです。
最近の記事
有価証券を marketable securities と訳すのは止めましょう!
オルタナティブ投資という言葉を初めて聞く方へのざっくりしたイメージ