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翻訳費用を抑えるための5つのポイント

グローバルな仕事に翻訳は不可欠

自分たちで全部の翻訳を行なえば業務の負担が重くなり、そうかといって大手の翻訳会社などに外注すれば、コストがかさんでしまいます。

そこで、翻訳に対するアプローチを見直して、落としどころを探ることも重要でしょう。

翻訳のコストを削減すれば、利益が増えますよね。

そのためには、以下の方法が考えられます。

  • 長い文章のみを翻訳者に依頼する
  • 「中抜き」をする
  • 文書の用途によって依頼先を使い分ける
  • ネイティブ・チェックを省く
  • 全部を訳さない

長い文章のみを翻訳者に依頼する

作業を切り分ける

・表やグラフの項目が過去の文書と同じならば、内部でやってしまうか、事務系の人に依頼しましょう。そして、長い文章のみを翻訳者に依頼しましょう。

・多くの文章は、単純に単語を置き換える作業を含んでいます。これを翻訳者に頼むと割高になります。

・さらに、グラフの凡例の翻訳はテキストのみを翻訳者に頼み、最終的なグラフのレイアウトを内部で仕上げるか、事務系の人に頼めば、さらにコストが安くなります。

「中抜き」をする

サービスは無料

・NPO法人の日本翻訳者協会に個人の翻訳者リストがあり、お客様の条件に合いそうな翻訳者に直接コンタクトを取ることができます。

また日本翻訳者協会に求人広告を出すこともできます。

どちらも無料で利用できる便利なサービスです。

・インターネットが世の中に普及する前は、翻訳のユーザーと翻訳者が直接つながる方法がありませんでした。しかし今はかんたんに貴法人のニーズに合う翻訳者をみつけ、メールでやりとりすることができます。これにより、翻訳エージェントへ払う中間マージンが0になります

エージェントの中間マージンは、50%以上です。そのなかからオフィスの賃料を払い、営業スタッフを雇い、リスティング広告(検索キーワードに応じて検索結果の上部に表示する広告)へ支払い、チェッカーを手配し、役員報酬も支払います。しかし、その経費のすべてがお客様にとってのメリットになるわけではありません。

例えば、大手の翻訳会社は信用力を高めるため、都心の一等地に事務所を置いており、その分の経費を翻訳料金に上乗せして回収するわけですが、これは翻訳の品質とは関係ありません。なぜなら翻訳に必要なのは頭脳なのであって、場所ではないからです。

また翻訳の品質は、複数の人がチェックすれば向上するとは限りません。品質は誰が最初に翻訳したかで決まる部分が大きいためです。日本人や英語ネイティブのチェッカーの役割は、大幅な抜けや明らかな文法ミスを直す程度であり、業界の専門知識はありません。それどころかチェッカーが原文を読まずに文章に手を加えた結果、意味がまったく逆になってしまったり、新たなミスを作ってしまったという残念なケースも見うけられます。

文書の用途によって依頼先を使い分ける

詳しくは、「目的に合わせた翻訳事務所の選び方」をごらんください。

ネイティブ・チェックを省く

洗練された表現は必要?

・英訳の場合、思いきってネイティブ・チェックをかけない、という選択肢もあります。

・特定の企業の間で取引をおこなう場合、主旨さえ通じていれば、それほど気のきいた英語でなくとも大丈夫なものです。

そもそも英語ネイティブのチェッカーのなかで、オルタナティブ投資に精通している人を探すのは難しいという面もあります。

(ただし広告宣伝や一般向けの開示資料は、ネイティブ・チェックにかけることを、ぜひおすすめします。)

全部を訳さない

要点を絞れませんか

・これは最後の手段です。

全部を訳さないことを考えてみてください。本当に全部を一度に翻訳する必要があるのでしょうか?

この手段は特にスケジュールが厳しい場合に有効です。

主なポイントのみ、プレゼン資料ならば重要度の高いスライドを厳選して翻訳を依頼しましょう。

それでも翻訳にお困りなら

当事務所の代表の木本です。
あなたのお悩みを解決します!​

・きもとオルタナティブ翻訳はリーゾナブルな価格で翻訳サービスを提供しております。

・オルタナティブ投資の分野で国際的に認められた機関から正式な教育を受け、職歴20年以上の者による翻訳なので、高い品質が提供できます。

・オルタナティブ投資分野の英日・日英翻訳サービスを、信託銀行・年金基金・生命保険会社・資産運用会社・銀行・証券会社・不動産会社・コンサルティング会社などのプロフェッショナルなお客様にご提供しています。レポート・プレゼン資料・RFP業務関連の資料・IR資料・議事録・論文などの英訳・和訳をご検討なら、ぜひお気軽にご相談ください。

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